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SUPER SOUND THEATRE「Valkyrie ~Story from RHINE GOLD~」

2014/11/01(土)・02(日)の
SUPER SOUND THEATRE「Valkyrie ~Story from RHINE GOLD~」を
全4公演とも観劇させていただきました。
先日、豊崎さん、寿さんが出演された「eclipse」と同じく、SOUND THEATREの公演。
ただし、今回は「SUPER」とついてるように、豪華になっていました。

場所は、舞浜アンフィシアター。

朗読劇の内容について、私は、もともと北欧神話が好きだったので、
オーディン、ワルキューレ(ヴァルキリー)、ロキなどなど、
聞き覚えのある単語がたくさん出てくることもあって、
とても楽しめましたし、心躍るものがありました。

そして、舞台の演出も、とても豪華で、爆発あり、炎あり、そして、ドットイメージという
小さい電球のようなものを、たくさん天井から吊るし、その明かりを明滅させて、
いろいろな動きを表現する演出があったりと、朗読劇ではなく「SUPER SOUND THEATRE」という所を
とても、多く、そして、強く感じさせていただける舞台でした。

爆発については、最初に観劇した際の席が、雷神ソーの目の前だったため、
登場シーンで、雷に見立てた、爆発が起こった時には、思わず、ビクッとなってしまいました。

内容は、北欧神話の神々の迫力ある戦闘シーンだけでなく、
それぞれの間にある切ない関係などにも、感動しました。

観劇していて、登場人物のうち、雷神ソー、クケリ、アスク・エムブラが
聞いたことがないキャラクターでしたが、ソーは、トールの別の読み方だったので、納得でした。

アスク・エムブラは、調べてみると、最初の人間の男と女の名前らしいが、アダムとイヴみたいな感じなら、
黄金のリンゴとも関係あるし、そのあたりから取った、オリジナルのキャラなのかな?と思いましたが、
よくわかりませんでした。

クケリに至っては、ブルガリアのお祭りという情報が載ってたが、ブルガリアも北欧だし、
そのあたりの伝承が云々という感じなのでしょうか。

ワルキューレのラストの、老人が、実は、年を重ねたジークフリードで、
ワルキューレの転生と思わせるような風を感じられる女性と出会い、ランプからロキ&クケリを、
雷鳴からソーを、そして、その他の神々・精霊を感じる場面では、ずっと独りだと思っていたが、
実は、神々や精霊が、ずっと近くにいてくれたのだと気付き、それまでの気が遠くなるほどの年月を
1人で過ごしてた人生が報われたような、安堵したようなつぶやきは、回を重ねる度に切なさが積み重なって、
込み上げるものを堪えられませんでした。(続く)
そして、老人が、実は、年を重ねたジークフリードだったということも、そういうことを匂わせるだけで、
敢えて正解は言わず、観る側の想像に任せる演出は、とても好きです。


今回、直前に、井上和彦さんが体調不良により、降板され、
代役を、山寺宏一さんが務められましたが、
山寺さんは、直前の代役にも関わらず、
まるで、最初から参加されていたかのように、役にはまっていて、
山寺さんのスゴさを、改めて、実感しました。
井上さんも、幸い、命に別条がないということで、
終演後のトークでは、「心配いらないんだよ」ということで笑いを誘えるほどだったので、
それを聞いて、本当に心配いらないんだなと安心しました。


■鈴村健一さん ロキ役

主役を見事に演じられていました。
ロキは、神オーディンと人間の間に生まれたハーフブリードとして差別されて育ったため、
ひねくれた部分を持っているが、熱血漢なところもあり、とても主人公っぽさが出ていました。
やんちゃな雰囲気や、クケリに頭が上がらないところなどは、可愛らしくもあり、
普段はいがみ合っている兄の雷神ソーがピンチの時には、駆けつけたりする、カッコよさもあり、
とても、素敵なキャラクターに演じられていました。


■諏訪部順一さん ジークフリート役

ロキと同じく神と人間の間に生まれたハーフブリードながら、
人間界で育ったため、「半分神」というところから、英雄として生きてきたジークフリートは、
ワルキューレ達を敬いながらも、逆にたしなめるようなシーンもあるなど、
優しそうな人柄がにじみ出ていて、とても好感が持てました。
しかし、後半になり、英雄としてあがめられていたが故に、死にゆく人々から助けを求められるが、
実際の神ではないために救うことができないという苦しみをかかえ、それが、神オーディンへの
憎しみにまで昇華していってしまう様は、見ていて、苦しいものがありました。

諏訪部さんは、なんといっても、声が素敵でした。
優しそうな声、悪に進んで行ってしまった時の声、正義と悪の間で揺れ動く気持ちなど、
様々な感情を声で表現していて、聞いているだけで、ジークフリートの心情が感じ取れました。

最後の、回想シーンを交えながら、過去の、一歩踏み出せなかった場面を後悔する場面では、
自分も感情移入して、心が苦しくなりました。


■高橋広樹さん ソー役

最強の神ということで、ロキと対立したり、エリートであるがゆえに、空気が読めない部分があったりと、
何かと憎めない部分もあったりして、とてもおもしろいキャラクターでした。

終盤のソーが黄昏る時のロキとソーのやり取りは、熱いものを感じました。
クケリとロキのシーンも素敵でしたが、男と男の熱いやり取りの方が、
感情移入して、感極まってしまいました。


■沢城みゆきさん ブリュンヒルデ役

ワルキューレという華やかなキャラクターを素敵に演じられていました。
大事に育てられていたがゆえに世間知らずな感じが、とても上手に表現されていて、
見ているこちらは、とても分かりやすかったと思います。

また、その他にも、ヘラは、語り部の老人と話す女性など、何役かこなされていて、
素晴らしかったです。


■高垣彩陽さん クケリ役

高垣さんの演じられたクケリは、炎の神ロキに仕える氷の妖精でしたが、
主に苦言を呈したり、秘書のような雰囲気がありつつ、
時折、とてもストレートに愛情を表に出したりしていて、
人間っぽい雰囲気の感じる、心に熱い想いを秘めたキャラクターだなと感じました。

最期にロキに対し「近づかないで」と言うシーンは、本当は抱きしめてほしいけれど、
氷が解けて理性が抑えられなくなってしまうから拒否するという行動に、
「ハリネズミのジレンマ」を思い起こされ、とても切ない気持ちになりました。

また、私は、千穐楽で、高垣さんが後半に目の前に来てくれる席だったので、
高垣さんの細かい仕草などを観ることができて、
ただ朗読するために演じるだけでなく、1つ1つの仕草が
クケリになっていて、とても感動しました。

また、クケリが言ってた、冬の厳しさの分、春の大切さがわかるという言葉は、
素敵な考えだなぁと思いました。

高垣さん自身、千穐楽のカーテンコールで、「凄い所に来てしまった」ということを
おっしゃっていました。
確かに、今回のSOUND THEATREは、「SUPER」とつくだけあり、
演出も豪華ですし、神々の話ということから、荘厳さもあったりして、
特別な雰囲気を感じました。


■蒼井翔太さん アスク・エムブラ役

巨人族の大使という位置づけで、序盤から何かと、オーディン達に突っかかってくる
憎たらしい役どころを見事に演じられていました。
また、後半の本性を現してからは、さらに悪役然とした雰囲気に変わり、素晴らしかったです。


■山寺宏一さん オーディン役 ※井上和彦さんが体調不良で降板したための代役

直前で、井上さんの代役として出演されたとは思えないほど、素晴らしかったです。
オーディンの中でも、ワルキューレ、ロキ、ソーに対する父親の顔と、
他の神々に対する神としての顔が、素敵に演じ分けられていて、さすがだと思いました。

そして、今回、山寺さんのスゴさを改めて実感しました。特に「うおっ」って思ったのは、老人がしゃべってて、
その次のタイミングで、オーディンが声を発した時、完璧に声の年齢が若返ってたのを聴いた瞬間でした。


■千穐楽

千穐楽では、ミニライブや、キャストからの挨拶などを聴くことができて、とても嬉しかったです。
キャストの方々の挨拶では、役に対してだったり、ソー役の高橋さんが、
この「RHINE GOLD」という黄金のリンゴの話について、もともと思い入れが強いという話をされていたりと、
いろいろな視点からのメッセージを聴くことができて、とてもよかったです。
そして、劇作家・演出家の藤沢文翁さんも、挨拶に出てきてくれて、
その時に、井上和彦さんへの言葉や、急遽代役を務めてくれた山寺さん、
そして、キャストが変更になっても、不安や不満を1言も口にせず、
「やりましょう」「任せてください」と言ってくれた、朗読陣、演奏陣、
スタッフに対して、感謝の言葉を口にされているのを聴いていて、僕自身も、感極まってしまいました。

演奏陣は、eclipseの時と同様に、とても素敵でした。
eclipseの時は「和」でしたが、今回は、ハープなどもあって、
北欧というイメージにピッタリとあった、物語が引き立つ音楽でした。

演奏陣の中では、ドラムを演奏されていたnatsumeさんが印象的でした。
自分が演奏陣の近くの席の時に、一番近くで演奏されていたということもあるのですが、
とても細身の女性でありながら、ものすごくパワフルなドラムを叩いていたのが印象的でした。

このSOUND THEATREは、千穐楽でライブを行うのが恒例になっているという事で、
前回のeclipseでは、千穐楽が平日だったため参加できず、残念な思いをしていたため、
今回、千穐楽を観劇できてよかったです。


■その他

もう15年も前のソフトですが、PS用ソフトのヴァルキリープロファイルが好きだったので、
今回の作品は、当時の内容と相まって、とても楽しめました。
例えば、ワルキューレがジークフリードを迎えに行くシーンでは、
とっさに、最後に「一緒に逝きましょう」と言ってくれるものだと思ったりもしました。

また、ワルキューレが、選定するエインフェリアの質が落ちてるという言葉を聞いて、
まっさきに思い浮かべたのは、バドラックだったりました。


一度、席についていたら、「お兄さん、誰のファンですか?私達、鈴村さんのファンなんですが、
高垣さんの目の前の席で、交換してもらえませんか?」と声を掛けられたけど、
こちらの連番している席の人数が合わなかったり、個人的に、鈴村さん、諏訪部さんも
近くで見たかったので、ごめんなさいしてしまいました。
女性のアグレッシブさに圧倒された。
その方々は、その後も、いろいろ声を掛けて、鈴村さんの近くの席をゲットしていたようなので、
限度を超えない範囲であれば、ダメでもともとという感じでいってみるのもありだなと思いました。

ただ、個人的には、きっかけとして、高垣さんを好きで観に行っているけど、
実際問題として、劇全体を見たい、作品として楽しみたいと思っているので、
何回か観に行くうちの1回くらい、高垣さんの近くだったら嬉しいなという感覚でいます。
そういう意味で、今回は、4公演のうち、2回は、高垣さんの近くの席で、
もう2公演は、正面に近い席だったので、とても楽しめました。
贅沢をいえば、もう少し、後ろから、全体が見える席でも観劇できたら、よかったです。

今回の内容は、DVDも発売されるということで、さっそく、会場で予約させていただきました。
私は、幸運にも、前の方の席で見させていただけたので、
DVDで、正面から観ることができるのが、とても楽しみです。
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テーマ : 声優 - ジャンル : アニメ・コミック

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