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舞台「他人の目」/「自分の耳」感想

寿美菜子さんの初舞台である「他人の目」と、その対となっている「自分の耳」を
観劇させていただきました。
私自身は、東京公演のみの参加でしたが、自分より後に観劇予定の方が偶然目にして、
ネタバレするのを防ぐため、控えておりました。
そして、無事、大阪公演まで完了したということで、
自分の覚えていることや感想などを、だらだらと長い内容になりますが、
載せさせていただきます。

20140402_01

20140402_02

場所は、下北沢小劇場B1。
最近、新たにオープンした劇場で、そのこけら落とし公演の1つでした。

自分が観劇したのは、東京公演の下記の通り。
 ・2014/03/15 「他人の目」(昼の部)
 ・2014/03/16 「自分の耳」(+アフタートークショー)
 ・2014/03/23 「他人の目」(東京公演千穐楽)

劇場は、とても小さな会場で、
面白いと思ったのは、客席の位置です。
舞台に対して、正面と片方の側面が客席になっているような構成で、
しかも、舞台と席の間が、すごく狭いのです。
そのため、役者さんの白熱する演技を目の前で観ることができました。

私が座った席は、下記のような感じでした。

20140402_03

席は、一部、確保されている席がありました。(おそらく、関係者席ということだと思います。)
その他は、全ての席が自由席という感じでした。

入場は、基本的に、チケットの整理番号順に入場。

私が参加した3回は、下記のような感じなりました。

1. 2014/03/15 「他人の目」(昼の部)
  整理番号的には、真ん中くらいの番号だったと思いますが、
  前半の番号のチケットをお持ちの方が、あまり来ていなかったこともあり、
  側面の方の2列目という素晴らしい席で、観劇することができました。
  ※特に空席があったわけでもなく、通路に椅子を追加したりしてましたので、
   おそらく、前半の番号のチケットをお持ちの方は、関係者さんだったのではないかと思います。

2. 2014/03/16 「自分の耳」(+アフタートークショー)
  「基本的にチケットの番号順」といったのは、私が参加した「自分の耳」の回では、
  「一斉にどうぞ」といった風に、ばらばらと入っていく感じでした。
  (きっと、集合している方が少なかったからだと思います)
  自分は整理番号的には後ろの方の番号だったのですが、
  たまたま、前の方にいたので、最前列で観劇することができました。

3. 2014/03/23 「他人の目」(東京公演千穐楽)
  東京公演千穐楽では、整理番号が前の方の番号だったので、
  最前列で観ることができました。
  正確には、さらに前に、小さい椅子が準備されていて、
  4人ほどいらっしゃいましたが、まったく気にならなかったです。


今回参加した3回とも、ほぼ、前の方で観ることができました。
とはいえ、大きくない、というより、むしろ、小さい会場でしたので、
最後列であっても、十分に聞こえ、観えたことだと思います。
あと何回か観に行けたなら、後ろの方からも観てみたかったと思いました。
きっとまた違った景色が見えるのだと思います。


どちらの公演も、出演者は、3人だけの舞台でしたが、
3人が同時に舞台上に出てきて演じている時間というのは、意外と少なくて、
基本は、3人の内2人が舞台上にいて、掛け合いを行うような感じの流れでした。

間近で演技を観ることができたというだけでなく、
マイクを通さない声を聴くことができたのも、貴重な機会でした。

今回、原作をまったく勉強せずに観劇させていただいたのですが、
それでも、とても楽しむことができました。
映画などもあるということで、それを見た後に、あの舞台を観ると、
また違った楽しみ方ができるのだろうなと思いました。

最初は、まじめな内容の舞台なのかと思っていましたが、
コミカルな部分も多く、笑わせてもらう場面も多くありました。
そして、シリアスな部分では、一転、緊迫した雰囲気になるなど、見入ってしまいました。


■「他人の目」

[出演](敬称略)
 チャールズ    : 家中 宏
 べリンダ     : 寿 美菜子
 クリストフォルー : 田中 正彦

田中さん演じるクリストフォルーは、劇中で、自分自身が言っているように
ひょうひょうとした捉えどころのない雰囲気が素晴らしかったです。

初対面のチャールズに対し、失礼なことを言っても、それを笑い話のようにしてしまう
何か、怒る気力を奪ってしまうような雰囲気。
(とはいいつつも、チャールズは、怒っていましたけど。)

とはいえ、劇中の一場面で自分の生い立ちを語る場面が少しあるのですが、
それを聴くと、単にお気楽な性格ということでもなく、自分の中の闇を隠すために
あのようなキャラクターを演じているようにも感じました。

一方の家中さん演じるチャールズは、マジメが服を着たようなイメージで、
クリストフォルーとの対比が一層際立っていました。
こちらも、マジメ一辺倒というわけでもなく、自己陶酔しているかのように
語りだす場面もあったりして、魅力的なキャラクターでした。

そして、寿さん演じるべリンダ。
彼女は、チャールズの奥さんでありながら、マジメなチャールズとは対照的に
自由な雰囲気を持つ女性。
登場シーンの服装の奇抜さには驚かされました。

田中さん、家中さんは、もちろんのこと、舞台初出演であった寿さんも
とても初めてとは思えない堂々とした演技でした。
さすがは、メインキャストとして映画にも出演した経験のある寿さんといった感じ。

始まる前は、主催の田中さん、観劇するきっかけの寿さんが気になっていましたが、
その二人と1対1で掛け合いをしている時の家中さんが素晴らしかったと思います。
黙って話を聞いている場面でも、リアクションを取ったりして、
所々で笑いを取っていました。
初めて観た回では、そこまで他の部分に意識を向けることができませんでしたが、
2回目の時には、しゃべっているキャストの方とは、別の部分にも意識を向けたりして、
いろいろと楽しむことができました。
御三方とも、さすがは、プロの役者であるということを見せていただき、
とても、楽しむことができました。


前半は、ずっと、コミカルな雰囲気で、クリストフォルーに翻弄されるチャールズや、
べリンダの浮気調査をしているはずの私立探偵であるところのクリストフォルーが
実は、自らべリンダの前に姿を現していて、3週間もの間、お互いに言葉を交わさず、一定の距離を保ったまま、
行動を共にしていたというのが、面白かったです。
べリンダが行くところにはクリストフォルーが着いていき、
時々は、クリストフォルーが先頭になって、べリンダを連れて行くといって、奇妙な関係ができているというところ
そして、そのことをべリンダから聞いている最中のチャールズのもどかしさといったら、笑わずにはいられませんでした。

しかし、物語が後半に進み、クリストフォルーとべリンダが顔を合わせ、
チャールズがべリンダの浮気を疑っていたことが明るみに出ると、話はシリアスな展開に。

べリンダのことを説得するクリストフォルーの真剣さや、
最後には、クリストフォルーの行動によって、チャールズとべリンダの仲を修復するという方向に進み、
お話は、ハッピーエンドへ向かうところで、終幕となりました。
その後のべリンダとチャールズの奇妙な尾行ごっことでもいうべき関係がどのように展開していくのか、
続きを観たくなるような、素敵なお話でした。

いつか、再演や続編などが展開されると嬉しいです。


舞台が終わったあとのカーテンコールというのでしょうか(無知すぎる。。。
挨拶に出てくる場面では、拍手が鳴りやまぬ限り何度でも出てくる仕組みになっているらしく、
何度も出てきてくれて、そのたびに、少しアドリブで
家中さんが、寿さんと手をつなごうとする田中さんの手を払ってみたりw
内ポケットから取り出した花を、寿さんに渡してみたりと、面白かったです。



■「自分の耳」

[出演](敬称略)
 チャイク : 喜安 浩平
 ドリン  : あんどうさくら
 テッド  : 三輪 学

喜安さん演じるチャイクは、実際にはボブという名前だが、愛称のチャイクで呼ばれる。
気弱な感じの青年だが、音楽会で偶然見かけたドリンに一目ぼれして、我が家に招待する。
しかし、どうしたらよいかわからないので、友人のテッドにシェフを兼ねて助けを求める。
これだけで、チャイクが、引っ込み思案で、自分に自信がないというところが手に取るようにわかります。

気弱なチャイクですが、大好きな音楽のこととなると夢中に語りだす場面では、
ある種の狂気のようなものを感じました。

また、喜安さんは、「はじめの一歩」で一歩役を演じていることと、
今回演じているキャラクターが、少し気弱な部分もあることから、
時々、一歩が喋っているように感じるときもあり、不思議な感じでした。

三輪さん演じるテッドは、最初に登場した時は、悪く言うと、要領が良くてチャラい感じで、
マジメでシャイなチャイクとの対比が良かったですね。
ただ、そのチャラさを感じたのも途中までで、労働組合などについての意見の対立によって、
緊迫した雰囲気になって以降は、自分の境遇を良しとせず、
「なんとか、変えてやろう」「なんで他の奴らは、努力をせずに、文句ばかり言っているんだ」
といった、心の奥底にフラストレーションをため込んでいる、熱い青年という感じに変わっていきました。

あんどうさんの演じるドリンは、最初は、お嬢様風な感じでしたが、
実際は、クラシック音楽には興味がなく、たまたま友人の代わりで音楽会に来ただけだったので、
クラシック音楽が大好きなチャイクとの会話はかみ合わず、
逆に、コックとして時々料理を運んで来たり、食事する際にテーブルを共にするテッドとの会話が弾んでいく
という感じで、正直な感想としては、ドリンは、この物語を動かしていくためのきっかけを与えるための存在であって、
ドリン自身にスポットが当たって、物語が始まるという感じではないという印象でした。

余談ですが、最初、テッドが登場した時に、引っ掛けた女性の写真を持って登場するのですが、
しっかりと客席に向かって見せたりはしないものの、
ちらちらと見せたり、壁に貼り付けてあるのを見ると、
黒髪の女性だったので、寿さんのように見えて、すごく気になってしまいましたw
観ている時は「これは、寿さんに違いない。二つの作品がネタ的な意味合いかもしれないけど
繋がっていて、面白い小ネタだ!」と思いましたし、
一緒に舞台を観劇した友人も同じように思っていたようでした。
舞台が終わった後に、壁に貼り付けてあった写真を見てみたら、寿さんではありませんでしたけどねw


舞台の後のアフタートークショーでは、
T-project主催の田中さんを司会に、
「自分の耳」に出演した3名と、脚本家の方が登場して、
いろいろとお話を聴かせてくれました。

それぞれの感想・想いなどを聴かせていただけたり、
田中さんがキャスティングする際の経緯などをお話ししてくれたりと楽しめました。

喜安さんは、「はじめの一歩」「蒼穹のファフナー」などで、田中さんと共演しており、
「蒼穹のファフナー」のイベントで会った際に「出ないか」と誘ったとのこと。
すると、内容も何も聞かずに、二つ返事で快諾してくれたということでした。

三輪さん、あんどうさくらさんは、田中さんの主催するT-Projectで、裏方で頑張ってくれていて、
「いつか、役者としての場を準備する」という約束をしていて、
それで、今回の舞台に出演するという流れになったのだそうです。

家中さんは、喜安さんの話の流れで話題になり、喜安さんと同様に、
田中さんが会った時に、声を掛けたそうです。
家中さんも、役も何も聞かずに快諾してくれてて、
後から、脚本などを送った際にも、特にどの役ということを伝えていなかったらしいですが、
「それでも、ちゃんとチャールズを演じてきてくれた」と笑いながら言っていましたw

寿さんだけ、経緯の話題が出なかったのですが、「自分の耳」のアフタートークショーということや、
あまり、話題に出すのはマズイのかな?なんて考えてしまって、
質問のコーナーなどでも、言い出せませんでした。
こういった、質問のコーナーでは、どういった質問をするのがいいのかわからず、
結局、自分から質問の手を挙げることはできませんでした。

また、今回は、役者の方だけでなく、脚本家の方も参加していて、
役者さんのインタビュー記事などは、目にすることもありますが、
脚本家の方のお話を聴く機会というのは、なかなか無いことだと思いますので、
貴重な経験をさせていただきました。



■その他
今回は、グッズということで、黒地に紫の文字が描かれたTシャツが販売されていました。
舞台のスタッフの方が、終演後にTシャツをアピールする時、「他人の目」の終演後は、
「紫(スフィアでの寿さんのカラー)」というところを強く推してましたw
当初、Tシャツは買う予定がなかったのですが、記念に1枚購入させていただきました。

舞台の内容以外で印象に残った部分として、
三輪さんは、演技中、キリっとした表情や、おちゃらけた表情をしていることがありましたが、
舞台後の満面の笑顔と、ちょっと腰が低い感じには、とても、親しみやすさを感じました。

2014/03/23の「他人の目」の時、開場する前にロビーで待っていたら、
田中さんや三輪さんがふらっと歩いていて、ビックリしましたw

三輪さんは、東京公演千穐楽の「他人の目」の時は、スタッフとしても動いてらっしゃいました。
演者が裏方も兼ねるというのは、自分にとっては、珍しいものを感じましたが、
舞台の世界では、きっと普通のことなのでしょう。

正直、最初は、寿さんが出演する、しかも初舞台ということをきっかけにしていましたが、
観劇した後は、寿さんを抜きにしても、十二分に楽しめる、興奮する舞台だと感じました。

■おまけ
お花もたくさん届いていましたね。
スフィアメンバーの3名からも届いていました。
あとは、サトジュンこと、佐藤順一監督からも届いていました。

20140402_04

また、フォロワーさんで、何度か会ったことのある方や、
今回、初めてお会いする方と、挨拶させていただくこともできて、
こういったきっかけで、縁が拡がっていくのは、嬉しかったです。

そういった舞台を観劇する以外の部分でも、充実した出来事でした。

機会があれば、また、舞台などに出演してくれると嬉しいです。
いつかは、スフィア4人が主演の舞台なども観てみたいです。


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テーマ : 声優 - ジャンル : アニメ・コミック

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